11.造花/少年ヴィヴィッド

夏の陽に咲く 向日葵のような笑顔が
目を瞑ったら 消えてしまいそうなんだ

朝露に揺れる 紫陽花のような瞳に
何を映したら それを伝えられるんだ

ぼくらまるで人形のように繰られて
箱庭の 世界で 手を取り踊る

香りのない偽りの花
繰糸のない人形のようだ
名前のないこの気持ち、そうだ

それはまるで贋物のような……

色に満ちたこの場所で今日もふたりは
出逢いと 別れを 繰り返している

香りのない偽りの花
繰糸のない人形のようだ
名前のないこの気持ち、そうだ

それはまるで戯言のような、さよなら。


12.世界の終わりはきっと二人で/Closed Circus

忘れることができない
大切な 思い出は空に
私は星空の下
笑顔はすぐ傍に

それでも世界はめぐる 暖かな陽だまりに抱かれ
小さな野原に咲いた 小さな花は揺れて

乾いた笑顔の君は どこかそう 人形のようで
ガラスのような瞳に 影を写してた

雨は 心を濡らして
雲が 笑顔を隠した
風が 通り抜けていく
やがて空は晴れる

素直になれずにいても それさえも受け止めてくれる
苦しさを感じるほど 愛しさが募っていく 

ほつれた糸をほどいて 手のひらをゆっくり重ねて
ぬくもりを感じていた 何も言えないまま

時だけが過ぎ 星がめぐって

今 花が開いて ほら 虹が掛かって

いつか 花は枯れてく もう 虹も消えさり

そして始まる終わりを 
二人でずっと眺めていよう
優しく微笑んでいる
あなたのすぐそばで

忘れることができない
大切な 思い出は空に
私は星空の下
笑顔はすぐ傍に


13.Stock Girls/MORATORIUM

季節は巡ってる そんなの当り前だと ぼんやりしていたら通り過ぎて
アイツが居なくなって何度目の冬だ? 冷たい風が吹き抜けた
どうせすぐ傍で見てるんだろうと ぼやきながら空を見ては
やけに赤い花を強く握りしめて想う もう会えないと

雪が降ったりして 花なんて枯れている 生命の営みを奪う季節で
そういえばアイツは「この時期は花の手入れが大変」って言ってたな、とか干渉に浸って

ただ一言 言いたかった 私からの「好き」の言葉
機会逃し だらだらここまで引っ張って来たんだ
なら代わりにと 作った歌は 聴かせる機会なかったけれど
よく考えたらラブソングなんて作る方が恥ずかしいね

さよなら 二度と会う事はないだろう
だからさ 最後に歌うよ ラブソングを
Stock Iron Cherry 遠まわしに伝わる?
じゃあお別れだ 幸せな日々だった

この花言葉は アイツに教えて貰ったんだ 
たくさん聞いた中で 唯一覚えていた 最高な話し

さよなら 二度と会う事はないだろう
だからさ 最後に歌うよ ラブソングを
Stock Iron Cherry 遠まわしに伝わる?
じゃあお別れだ 幸せな日々だった

さよなら 二度と会う事は無いだろう?
だからさ 最後に歌うよ とっておきのラブソングを
Stock Iron Cherry 永遠に愛が続きますように
じゃあお別れだ If I can meet in the next life?


14.stay with me/食業音楽食堂

今でも夢に見るその光景が
儚げに咲いてる花の景色が
寝ても覚めても頭の片隅に
心のまんなかに焼きついて

それは例えるなら冬の日に
悴む手をそっと握るような
そんな微かな温もりだけを
感じていたいわたしの
ただ一つの願いは「 」

花を摘むように優しく
白い首筋を引き寄せて
指先であなたの温度を
確かめた

この世界のそのすべてが
たまらなく最愛しいから
その世界に今いきている
貴方がただただ最愛しい

花は枯れても
次の春を待てば
また咲き誇るのだと
信じて疑わなかった

そんな幻想を
あなたは笑ってくれた
向日葵のような
眩しく暖かい笑顔で
わたしを愛して
抱きしめて
愛して

今でも夢に見るその光景が
儚げに咲いてる花の景色が
心のまんなかに焼きついて
枯れない花一つだけをのこして

今この目が映すその風景は
あなたとわたしの愛の花畑
それをただ最愛しく眺める
わたしの隣にはもう「 」


15.You Can Do/onionclub

It’s too late, it’s too late, 過ちの過去
I’m so sick, I’m so sick, 淀んだ瞳
Where am I, Where am I, 見失う声
Give me rain, give me rain, かさつく心

You can do, you can do, in this broken garden
You can do, you can do...

There’s a flower, nobody can discover

It’s too bad, it’s too bad, 渇いた大地
I’m so mad, I’m so mad, ひび割れた爪
Where is it, Where is it, 無くした言葉
Give me pain, give me pain 傷んだ心

You can do, you can do, in this broken garden
You can do, you can do...

There’s a flower, nobody can discover

You know you’re right, you can do everything
You can do everything, you can do everything,
You can do, You can do, You can do, You can do...


16.ゆうかりん体操37564/(有)はしやすめwithオンパシラオールスターズ

一つ 体操はいらぬ
二つ 後は自由気まま

以上それじゃ皆殺し

この星が この大地が
まるごと全部生きていて
いとおしく 美しく
素晴らしく 故に悲しく
何物にも代えられないから

大切にしないと ね?

あれはとある夏の話
妖精が向日葵氷らしてたの
弁解はいらないわ
そこに立って歯を食いしばれ
命の貴さ分からしてやんよ

ちまたでは化け物扱い
可愛がってるだけなのになぁ
おかしいね 違うよね
そこは断然 ありがとうだろ
わかったなら 頬を差し出せよ

こんな優しい私のための歌
大切にしないと ね?(迫真

空からは
照りつける太陽
集めて放てソーラーパワー
しかと見よ 肌で感じろ
目に焼き付けて 胸に刻め
これが最強 ゆうかりんの姿

何人もそこは侵せない
素敵な楽園があって
その景色を守るために
今日も彼女は鼻歌まじり
ゆうかりん体操をしてるそうな

そんな優しい彼女のための歌
大切にしないと ね


17.迫逢/朱鷺時雨

木洩れ日指す窓辺 そよぐカーテン
淡く物憂げな眼差しが溶ける
ふわりふわり跳ねる髪掻き上げ
ひらりひらり揺れる裾と踊るわ

輪廻の円舞曲が響く部屋 終わりを告げる鐘が鳴る
途切れた音が花になる 枯れることの無いその花は…

唇の端から 紡がれた糸
鮮やかな七色に煌めいて
硝子の小瓶に 詰めた一輪の花を
いつの日か届けたい 揺れる金雀児

指先から伝わる体温
その温もりに嘘は吐けない
 
私の首に巻かれた糸が じわりじわりと締め付けて
声にならない声が漏れる 足掻きながら沈んでいく

柔らかな吐息に 包まれる度
溢れ出す蜜のような感情
硝子の瞳に 写り込んだ向日葵に
「綺麗ね。」と微笑んだ 貴方は金雀児

貴方が愛しい 壊れてしまいそうなほど
この胸に満ちていく花びら
硝子の花束 可憐で繊細な花
いつの日か伝えたい 募る想いを
「私も。」と微笑んで 綺麗な金雀児


18.Re:ntal Color/味ノ素密売所

花びらを咲かす最初
風だけが知ってる
色を集め借りるだけ
どの花も同じ事さ

あなたの指先が紡いだ七つの色は
私の胸の中いつまでも消えそうにないよ

花びらを散らす最後
風ですら知らない
借りたものを還すだけ
どの花も同じ事

あなたの指先が紡いだ七つの色は
私の胸の中いつまでも消えそうにない

いつかまたあなたのような純白の花が咲く
その季節まで待ち続けることにするよ


19.三月のオレアード/天狗ノ舞

汚い言葉も 綺麗な服も
すべて忘れて すべて燃やして

記憶の中では まだ生きている
曇った空を まだ眺めてる

窓際の君 崩れた積み木の山
倒れた椅子 扉に手をかけた

花畑を燃やそう

絡まる糸 零した赤い絵の具
指でなぞる 刻んだ君の名前

神様さえ殺して


20.レッツプレイィ!!/暴LADY

ねぇ、遊びましょう 互い気のすむまで
こんなもんじゃ満足出来やしないわ

私たち、花も羨むお年ごろ
キラキラと輝き照らす太陽の光浴びて
美しく今も昔も色褪せず
どんな時も儚く強く麗しい香りが包む

今日は天気がイイね とても心弾むね
何処かお出掛けしたくなるね
でもね、あの子は籠ってばかり いつもお人形弄り
たまにはお日様の下に出て来て!

遊びましょう 互い気のすむまで
こんなもんじゃ 満足できないわ
つれないでしょう まだまだ足りないの
これっぽっちじゃ お花も枯れ果ててしまうわ

私たち、いつも何かを求めてる
クルクルと風見鶏が回ってる、気の向くまま
移り行く巡る季節を歩いてく
春も夏も秋も冬もアナタも全部ワタシのモノ

毎日お人形のことばかりホント好きね
いい加減こっち向いてくれないなら
アナタがそうするように手足糸で吊るして
ずっと踊れるようにしてしまおうかしら?

咲き乱れて 散り行くその日まで
アナタだけを ずっと見つめている
かき乱して 退屈な日常を
私だけを いつまでも楽しませてね

ねぇ、遊びましょう 互い気が狂れるまで
こんなもんじゃ 満ち足りやしないわ
つれないでしょう 始まったばかりよ
この思いを お花だらけいっぱいで・・・

咲き乱れて 散り行くその日まで
アナタだけを ずっと見つめている
かき乱して 退屈な日常を
私だけを いつまでも楽しませてね

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